1/18/2010

日本唯一のツルハシ屋が廃業

シリコンバレーとは全く関係ないですが(苦笑)。
日本で唯一ツルハシを作っていた鍛冶屋、外川産業が廃業することになったそうです。


直接の原因は不況下の業績悪化や需要の低下ではなく、姫路市による姫路駅周辺区画整理のために追い出されることになったが、移転先が見つからなかったためとのこと。外川産業はツルハシだけではなく、鉄道工事器具や自衛隊が使うバールなども製造していました。これからは日本の鉄道と自衛隊も、日本なら100円均一でも投げ売りしそうな某国製造の「安かろう悪かろう」的なToolを使って仕事をすることになります。

それでも、当社の今までの得意先にご迷惑をおかけするに当たり、中国本土で数社協力工場を探しましたが、残念ながら製造能力、規模、価格は十二分に満足するのですが、どうしても当社の希望する形状、製品には程遠く困難を極めております。残された時間はなく、とりあえず製造して輸入はしてまいりましたがこのままでは、従来の「やま外」マークを刻印して当社の製品として販売する自信が無く苦慮しているところです。

昨今、高品質というのは、日本の中であっても、商売文句にならなくなっているのではないかと感じています。確かに「こだわり」というのは、度を過ぎるとビジネスになりません。しかしグローバルで勝負をすることと、こだわりを捨てることとは同義ではないと思うのです。

1/17/2010

効果的な会議を効率よく行うための6つの法則

自分用メモ。Business Weekの記事より。
http://www.businessweek.com/smallbiz/content/sep2006/sb20060927_259688.htm

効果的な会議を効率よく行うための6つの法則
1. しっかりしたアジェンダを作成する
2. 議事録係を割り当てる
 (しかもその議事録を常にプロジェクターで投影する)
3. 会議を小分け(5〜10分)にする
4. オフィスアワーを作る
5. 「政治」ではなくデータで判断する
6. 時間を守る
 (これもでかくプロジェクターで常時投影する)

1/16/2010

愛車のフロアマット - Lloyd Mats


うちのMini Cooperですが、実は買ったときにフロアマットがついていませんでした。普通はディーラさんがサービスでつけてくれそうなものなんですが、交渉時にかなり(10%以上・・・)値切った上に細かい注文ばっかりしたから、なんだかしょうがない気もします。

ただしばらく乗っていると、これはそのうち汚くなるなと感じてきました。ああなんて可哀想なうちのMini Cooper!そこで一気にマット欲発生。もう何が何でもマットです。スーパーの入り口に敷いてあるマットが気になり出します。町を歩けば人の顔がマットに見えてきます。駐車場で隣の車のマットがうらやましくなります。同じ車種をみかけると、マットを譲ってくれないかと声をかけたくなります。パソコンを開けば、Webブラウザの右上のGoogle検索バーに「車 マット」と入れている自分に、ハッと気がつきます。しょうがない、買うしかない。


そんななか純正マットは味気ない割に高いので、どこかですてきなマットはないものかとGoogle先生に訊いてみたところ、「どんな車でもカスタム制作します」的なプチすばらしめなマット屋さんを発見↓

http://www.autoanything.com/floor-mats/20A50195A1.aspx
→Lloyd Matsというところが色も種類も豊富。


Webで、車種・年式、マットの種類、色、パイピングなどを選んでポチっと。うちは車がライトブルーなので、インテリアは暗めにと考えてダークブルーを選択。ただしそのままダークブルーのパイピングにしてしまうのも味気ないので、ピンクにしてみました。

それから5日間たった今日、意外にも早く届きました!そしてさらに意外なことに、USクオリティなくせにめっちゃよさげ。たぶんCADで製図したものをカッターでカッティングして機械で縫製しているんだろうけど、このクオリティには大満足!そしてちゃんと運転席側のマットの裏には滑り止めがついてます。これで巷を賑わせているトヨタ車のマット関連設計ミスによるリコール問題的な何かを気にしなくてすみます。

さてこのLloyd Mats、どうやって5日間でカスタム制作できちゃうんでしょう?ちょっと調べてみたところ、なんと1974年創業の車用マット製造の老舗、僕の先輩じゃないですか(笑)。工場はLos Angelsなので、きっとうちまでの配送時間も短いでしょう。1960年以降の全車種のCADデータを持っていて、やはりマットのカッティングはプログラムされたカッティングマシーンでやっているようです。でも、車のマットって1台に1セットあればいいんじゃね?そんなに売れるの?そこはさすが車社会ってやつ??


アメリカの車は全部で約2億5千万台らしい。これが潜在市場規模に相当。そして昨年のアメリカ国内の自動車販売台数は10,429,553台、シェアを5%握ったとすれば1セット$150ぐらいなので、年間売り上げ$78,221,647!利益率15%としても$11,733,247!なるほど、少しは儲かる気がしてきた。しかも昨今流行のWebアプリで自由にデザインしてもらって、それを直接マシーンに流し込めれば、セールスマン不要、デザイナー不要で顧客が(きっと)満足する素敵なマットが届けられるわけですね!

今日は夢いっぱいです。

1/11/2010

今年の初滑りにいってきました

今年、最初(で最後かも?)のスノボへ行ってきました。場所はLake TahoeにあるHeavenly Valleyというところです。


気温はそんなに低くなかった(0℃前後)のに、さらっさらのパウダーでした。空気が乾燥しているからかもしれません。なのでスノーボーダーには最高のスキー場!てっぺんから滑ると気持ちいい!Lake Tahoeというのはちょうどカリフォルニア州とネバダ州の州境にあるので、コースにも「カリフォルニア方面」「ネバダ方面」という看板が立っていました(写真左側にカリフォルニア州、右側にネバダ州)。カリフォルニア側はLake Tahoeを見下ろしながら降りていくコースでオススメ。一方、ネバダ側は砂漠を見下ろしながら降りていく感じで、他のスキー場にはない違和感を体験できます。



ただし気になったのはリフト券の値段でしょうか。なんと1日券が$86.00、半日券は$71.00という驚愕の事実。日本の二倍〜三倍ぐらいじゃないでしょうか。なんかせっかく車に板のっけて、しかも宿代も貸し別荘を借りて安く済ませようとしたのに、すべてリフト券に持って行かれた感じです。いつもは日本で慣れたコースをガンガン行く感じでしたが、コース中に普通に木が生えてたり岩肌がコンニチハしてたりするので、ちょっと慎重にならざるを得ませんでした。事実、隠れていた岩肌に板を削られてしまいました・・・。

リフト券が半額ぐらいならもう2、3回通ってもいいかも。でも片道5時間の運転と日本の新幹線1時間半を比べてしまうと、どうしても億劫になってしまうのです。

追記:実は2年ぐらい愛用していた手袋の外側の部分を無くしてしまいました。板も削られてしまったし、そろそろ新調するか・・・。日本に帰ったら、まずは神田に行かなあかん。