結局AT&Tに魂を売ってiPhone 4を買っちゃいました。なんだか巷では左手でiPhoneを持つと電波が弱くなるとかいわれていますが、電波表示が1本とかでも普通に通話できるので、うちでは今のところ不便は感じてません。まぁ、常に電波弱いと思わせるような動作や表示は精神衛生上良くないです。やっぱりいつもバリ3(iPhoneはバリ5か?)なら、すがすがしい気持ちで日々の生活を送ることができるというものです。
精神衛生上良くないといえば、ケースがない状態にはまだ慣れません。iPod touchもケースに入れて使っていた人です。大きな液晶画面が向きだしの状態で使っているのは、仮面ライダーがノーヘルで頭部をむき出しにしてバイクに乗っているようなものです。いつ何が起きるかわかりません。やはりここは専用のケースを使って万が一落とした場合でも壊れないようにしておきたいものです。
で、先週の土曜日(6/26)に近くのApple StoreでiPhone 4のケース(バンパー?)を探したのですが、なんと売り切れ!しかも現在は黒しかなく、それでも入荷は2〜3日かかるとか。Apple社員の友人に訊いてみても、どうやら品薄の様子で、ネットのApple Storeで買った方が確実とのこと。早速出鼻をくじかれた僕。さてどうしよう?このままでは仮面ライダーがかわいそうです。
Apple純正がだめならサードパーティーに頼るしかありません。
●iPhone 4用のケースを売り出しそうな会社
Griffin http://www.griffintechnology.com/
Belkin http://www.belkin.com/
Incase http://goincase.com/
Trexta http://www.trexta.com/
Sena http://www.senacases.com/
Speck http://www.speckproducts.com/
OMG!!片っ端から調べてみましたが、どれもComming SoonかSold Outになってる!!さすがに僕も一旦引き下がることにしました。みんながんばれ!そして早く素敵なiPhone 4用のケースを届けておくれ!
6/30/2010
6/24/2010
Red Hat Summit 2010 まとめ
Red Hat Summit 2010の基調講演の内容をまとめておく。
Jim Whitehurst氏 (Chairman and CEO) が登場。
Red Hatのミッションは、「よりよい技術をオープンソースのやり方で提供することで、コミュニティ、パートナー、コントリビュータ、顧客などの触媒となること」だ。みなさんにはこのすばらしい機会に、クラウドの方向性、オープンソースの方向性などを議論いただき、さまざまなフィードバックをいただけたらありがたい。
●基本的なパラダイムシフト
いま、技術に大きな変化が起きている。HTML5、モバイルコンピューティング、コラボレーション、そうした変化の中でも最大のものがクラウドだ。根本的なパラダイムシフトが起きている。いま起きている事は、機能の向上とコストの低下だ。ムーアの法則のとおりCPUは高速化すると同時にCPUサイクルあたりのコストは下がり、磁気ディスクは大容量化と同時に低価格化し、ファイバケーブルも容量増大と低価格化が続く。ではなぜ世の中のCIOたちは「俺はこれまでずっと新機能を提供しながらコストを下げ続けた!俺はヒーローだ!」と言わないのか?なぜなら、現実はこれらの法則とはものすごく違うからだ。実際のIT予算は増大するし、要求される企業ITの機能のレベルも常に最高のものを求められる。現在、その膨れあがった企業のIT予算は、世界全体で約1.3兆ドルと言われている。
問題はどこにあるのか?ユーザの期待するITのレベルが上がり続けているのだ。20年前、平均的なユーザが最良のIT体験をしていたのは会社のオフィスだった。いまはそれが家庭になったのだ。iTunes、Google、Twitter、Facebookなどがそれだ。企業ITのユーザは、現在、家庭と同じようなIT体験をオフィスに期待している。あるCIOは自分の最大の相手はGoogleだという。
●いまITがイノベーションを提供できない3つの理由
先日、私はCMOとCIOを呼んで、我が社のマーケティング部門にワールドワイドで情報共有をやってうまくコラボレーションさせられないか?と訪ねた。その後すぐに彼らは専門のプロジェクトチームを立ち上げて議論をし、数週間後に案を作って私のところに持ってきた。実現予定の機能のリストと一緒に、コラボレーション基盤の構築に9ヶ月、1,400万ドルかかる、ということだった。私は激怒した。一体、何を言っているのだ? 私には高校生の娘がいるが、学校の理科のプロジェクトでGoogle Docsを使って情報共有しているし、コラボレーションを実現している。しかも、無料で。これは本当の話だ。Google Docsは無料、Facebookも無料、Twitterも無料。なぜ企業のITはこのレベルに達しないのか?なぜITはイノベーションを提供できなくなってしまったのか?
それには3つの理由がある。
第一に、ソフトウェア会社のビジネスモデルは根本から崩壊してしまったのだ。まず、ハードウェアが速くなるよりも早く、ソフトウェアが遅くなってしまった。数年前に行われたRandall Kennedy氏の有名な研究があるのだが、2007年当時の一般的なスペックのハードウェアで動かしたMicrosoft Office 2007と、2000年当時の一般的なスペックのハードウェアで動かしたMicrosoft Office 2000で、基本的な操作の速度を比較したところ、Office 2007のほうが40%も遅いという結果になったそうだ。何かがおかしいと思わないか?
また別の数字を示そう。ある調査によると、20%のユーザが80%の機能を使っているが、80%のユーザは全体の機能の20%しか利用していない。また別の調査は、我々がCIOを対象として行ったもので、3週間に1回以上、望みもしないソフトウェアのアップグレードを行ったことがあるか?という質問に、全員がYesと回答した。アップグレードしないと、ベンダがサポートしないというのが理由だ。ユーザが望みもしない機能をつけてソフトウェアのライセンスを売る、というビジネスモデルは崩壊したのだ。
ユーザをロックインするソフトウェアライセンス販売モデルは、普通じゃなくなった。Red HatはRed Hat Enterprise Linuxを販売してから8年になるが、これまで一度も価格を変更したことはない。世界の企業は、年間約2,000億ドルをソフトウェアに使っている。
第二に、複雑さだ。新機能を追加するためのシステム開発コストは、膨大だ。遠い昔、私がボストンコンサルティンググループにいた頃、顧客IT戦略のプロジェクトに新しく関わることになった。システム設計を担当しているエンジニアに、現行ITシステムのアーキテクチャ仕様がわかるドキュメントを持ってきてくれないか、と言ったら、750ページのドキュメントを渡された。このように、たいてのITシステムは複雑だ。何年もの間、何回も投資をして、継ぎ接ぎで修正をかけて運用してきたITシステムは、ものすごく複雑になるのだ。
第三に、ITプロジェクトの失敗だ。現在、約3,000億ドルが新機能を追加するプロジェクトに使われている。しかし、半分以上のプロジェクトは失敗している。仕様策定、開発に十数ヶ月もかけて行うような大規模なプロジェクトでは、できあがる頃に起きている要求の変化に耐えられない。何年もかけてバージョン1からバージョン2にするようなITプロジェクトがうまくいかなくなったのだ。2年先に何が起こるかを的確に言い当てられるCIOは、ほとんどいないはずだ。要求仕様は、時が経てば、すぐに変わっていくものだ。
WTF? – What’s the Fix? (What The F*ckとかけている) じゃあどうすべきか?
(ハーバードビジネスレビュー誌のDavid Upton, Ph.D. のビデオ紹介)
・顧客中心のビジネスモデル
・技術の可能性を提供するようなモダンなアーキテクチャ
・イノベーションを提供する新しいやりかたを採用する
いま、誰もがクラウドに関心がある。クラウドなら、ソフトウェアではなく機能を購入できる。ビジネスバリューに対してお金を払うことができるのだ。クラウドはモダンなモジュール構造を備えることができ、テスト、生産を迅速に行う手段を提供してくれる。
Red Hatはサブスクリプションモデルを採用している。機能ではなく、提供するビジネスバリューに対してお金をいただいている。我々は不必要な機能は開発しないし、新バージョンがリリースされても必要以上に宣伝はしない。そんなことをしてもお金にならないからだ。顧客が必要ならアップグレードして新機能を利用するのも自由だし、安定して現在のシステムを使い続けるのも自由だ。
(ハーバード医大 CIOの John D. Halamka, MD, MSのビデオを紹介)
ここでPaul Cormier氏 (Executive VP of Product and Technology) が登場。
まず昨年お話しした内容をおさらいしよう。
●ロックイン2.0
80年代のアーキテクチャを振り返ってみれば、DEC、Sun Microsystemsなど、それぞれのベンダが独自のスタックを持っていた。ベアメタル、OS、アプリケーション。顧客に対する強いロックインが起きていた。
これに対してオープンソースは、OSのロックイン、ミドルウェアのロックインを解いていき、いまオープンソースによる完全なスタックが完成するところまできている。そして今度はクラウドコンピューティングの景色を変えるときだ。
OracleはSunを買収し、ベアメタルからミドルウェアまでを統合した完璧なプラットフォームを提供すると言っている。まるで80年代に戻ったようだ。
MicrosoftはWindows Azureでオンプレミスとクラウドのどちらも、全てのレイヤを同じようにWindowsで統合しようとしている。これは80年代—(マイナス)ハードウェアだ。
VMwareとSUSE Linuxが先週、提携を発表したが、SUSEは特定のハイパーバイザだけをサポートするという。これもオープンソースの私に言わせれば、まるで80年代のやり方だ。
80年代のロックインがバージョン1だとしたら、これはまるでロックイン2.0だ。
一方、我々は過去9年間、顧客に選択肢を提供することに努力してきた。Red Hat Enterprise Linuxはプライベートクラウドのために最適化をしてきた。Red Hat Virtualizationだけでなく、Microsoft Hyper-VやVMwareのゲストOSとしてもリソース管理、セキュリティ管理、スケーラビリティなどが最適に動作するように最適化してきた。本当の選択肢を提供するためだ。
(Dennis Foster, VP of Technology Planning and Engineering, Marriott Internationalのビデオ紹介)
●Red Hat Cloud Foundation – Edition One の発表
次世代のミドルウェア製品は、POJO、JEE、Spring、Ruby、Groovy、PHPなどを1つのスタックで提供する。これはアプリケーションのライフサイクルをサポートする点でとても重要なことだ。クラウドコンピューティングとは、リソースをベアメタルからプライベートクラウド、あるいはパブリッククラウドへとオフプレミスにすることだ。このときアプリケーションからみてスタックの一貫性が求められる。いま、JBossをこうした一貫性のある基盤にするべく作業を進めている。
(Brian Clark, Chief Software Architect, NYSE Euronextのビデオ紹介)
次に、Red Hatの仮想化関連製品群をみてみよう。Red HatはKVMを使って、NTT、IBM、Amazon Web Serviceと共に相互運用性に関する共同研究をしてきた。今日、統合VDI製品のリリースを発表する。
(Riboh Ohno, Business Network Service Division, NTT Communicationsのビデオを紹介)
今日、本当のクラウドを発表しよう。Red Hat Cloud Foundations - Edition Oneだ。
これは顧客のためにクラウドを提供するサービスプロバイダに、ツール、サービス、コンサルティング、トレーニング、リファレンスガイドなどを提供し、エンタープライズクラスのクラウドを構築してもらうためのものだ。
顧客はプライベートクラウドでの仮想化レイヤに、KVMの代わりにVMwareやHyper-Vを選び、その上にRHELを載せることもできるし、パブリッククラウドでAmazon クラウドを選び、OSにRHELとJBossを載せることも、IBMのクラウドでRHELの上にIBMのミドルウェアを載せることもできる。顧客は選択肢が得られる。
(Maria Azua, VP of Cloud Computing Enablement, IBMのビデオ紹介)
まとめよう。Red Hatはプライベート、パブリッククラウドのための包括的なソリューションと選択肢を提供する。そしてロックインを解除していくのだ。
Red Hatのミッションは、「よりよい技術をオープンソースのやり方で提供することで、コミュニティ、パートナー、コントリビュータ、顧客などの触媒となること」だ。みなさんにはこのすばらしい機会に、クラウドの方向性、オープンソースの方向性などを議論いただき、さまざまなフィードバックをいただけたらありがたい。
●基本的なパラダイムシフト
いま、技術に大きな変化が起きている。HTML5、モバイルコンピューティング、コラボレーション、そうした変化の中でも最大のものがクラウドだ。根本的なパラダイムシフトが起きている。いま起きている事は、機能の向上とコストの低下だ。ムーアの法則のとおりCPUは高速化すると同時にCPUサイクルあたりのコストは下がり、磁気ディスクは大容量化と同時に低価格化し、ファイバケーブルも容量増大と低価格化が続く。ではなぜ世の中のCIOたちは「俺はこれまでずっと新機能を提供しながらコストを下げ続けた!俺はヒーローだ!」と言わないのか?なぜなら、現実はこれらの法則とはものすごく違うからだ。実際のIT予算は増大するし、要求される企業ITの機能のレベルも常に最高のものを求められる。現在、その膨れあがった企業のIT予算は、世界全体で約1.3兆ドルと言われている。
問題はどこにあるのか?ユーザの期待するITのレベルが上がり続けているのだ。20年前、平均的なユーザが最良のIT体験をしていたのは会社のオフィスだった。いまはそれが家庭になったのだ。iTunes、Google、Twitter、Facebookなどがそれだ。企業ITのユーザは、現在、家庭と同じようなIT体験をオフィスに期待している。あるCIOは自分の最大の相手はGoogleだという。
●いまITがイノベーションを提供できない3つの理由
先日、私はCMOとCIOを呼んで、我が社のマーケティング部門にワールドワイドで情報共有をやってうまくコラボレーションさせられないか?と訪ねた。その後すぐに彼らは専門のプロジェクトチームを立ち上げて議論をし、数週間後に案を作って私のところに持ってきた。実現予定の機能のリストと一緒に、コラボレーション基盤の構築に9ヶ月、1,400万ドルかかる、ということだった。私は激怒した。一体、何を言っているのだ? 私には高校生の娘がいるが、学校の理科のプロジェクトでGoogle Docsを使って情報共有しているし、コラボレーションを実現している。しかも、無料で。これは本当の話だ。Google Docsは無料、Facebookも無料、Twitterも無料。なぜ企業のITはこのレベルに達しないのか?なぜITはイノベーションを提供できなくなってしまったのか?
それには3つの理由がある。
第一に、ソフトウェア会社のビジネスモデルは根本から崩壊してしまったのだ。まず、ハードウェアが速くなるよりも早く、ソフトウェアが遅くなってしまった。数年前に行われたRandall Kennedy氏の有名な研究があるのだが、2007年当時の一般的なスペックのハードウェアで動かしたMicrosoft Office 2007と、2000年当時の一般的なスペックのハードウェアで動かしたMicrosoft Office 2000で、基本的な操作の速度を比較したところ、Office 2007のほうが40%も遅いという結果になったそうだ。何かがおかしいと思わないか?
また別の数字を示そう。ある調査によると、20%のユーザが80%の機能を使っているが、80%のユーザは全体の機能の20%しか利用していない。また別の調査は、我々がCIOを対象として行ったもので、3週間に1回以上、望みもしないソフトウェアのアップグレードを行ったことがあるか?という質問に、全員がYesと回答した。アップグレードしないと、ベンダがサポートしないというのが理由だ。ユーザが望みもしない機能をつけてソフトウェアのライセンスを売る、というビジネスモデルは崩壊したのだ。
ユーザをロックインするソフトウェアライセンス販売モデルは、普通じゃなくなった。Red HatはRed Hat Enterprise Linuxを販売してから8年になるが、これまで一度も価格を変更したことはない。世界の企業は、年間約2,000億ドルをソフトウェアに使っている。
第二に、複雑さだ。新機能を追加するためのシステム開発コストは、膨大だ。遠い昔、私がボストンコンサルティンググループにいた頃、顧客IT戦略のプロジェクトに新しく関わることになった。システム設計を担当しているエンジニアに、現行ITシステムのアーキテクチャ仕様がわかるドキュメントを持ってきてくれないか、と言ったら、750ページのドキュメントを渡された。このように、たいてのITシステムは複雑だ。何年もの間、何回も投資をして、継ぎ接ぎで修正をかけて運用してきたITシステムは、ものすごく複雑になるのだ。
第三に、ITプロジェクトの失敗だ。現在、約3,000億ドルが新機能を追加するプロジェクトに使われている。しかし、半分以上のプロジェクトは失敗している。仕様策定、開発に十数ヶ月もかけて行うような大規模なプロジェクトでは、できあがる頃に起きている要求の変化に耐えられない。何年もかけてバージョン1からバージョン2にするようなITプロジェクトがうまくいかなくなったのだ。2年先に何が起こるかを的確に言い当てられるCIOは、ほとんどいないはずだ。要求仕様は、時が経てば、すぐに変わっていくものだ。
WTF? – What’s the Fix? (What The F*ckとかけている) じゃあどうすべきか?
(ハーバードビジネスレビュー誌のDavid Upton, Ph.D. のビデオ紹介)
・顧客中心のビジネスモデル
・技術の可能性を提供するようなモダンなアーキテクチャ
・イノベーションを提供する新しいやりかたを採用する
いま、誰もがクラウドに関心がある。クラウドなら、ソフトウェアではなく機能を購入できる。ビジネスバリューに対してお金を払うことができるのだ。クラウドはモダンなモジュール構造を備えることができ、テスト、生産を迅速に行う手段を提供してくれる。
Red Hatはサブスクリプションモデルを採用している。機能ではなく、提供するビジネスバリューに対してお金をいただいている。我々は不必要な機能は開発しないし、新バージョンがリリースされても必要以上に宣伝はしない。そんなことをしてもお金にならないからだ。顧客が必要ならアップグレードして新機能を利用するのも自由だし、安定して現在のシステムを使い続けるのも自由だ。
(ハーバード医大 CIOの John D. Halamka, MD, MSのビデオを紹介)
ここでPaul Cormier氏 (Executive VP of Product and Technology) が登場。
まず昨年お話しした内容をおさらいしよう。
●ロックイン2.0
80年代のアーキテクチャを振り返ってみれば、DEC、Sun Microsystemsなど、それぞれのベンダが独自のスタックを持っていた。ベアメタル、OS、アプリケーション。顧客に対する強いロックインが起きていた。
これに対してオープンソースは、OSのロックイン、ミドルウェアのロックインを解いていき、いまオープンソースによる完全なスタックが完成するところまできている。そして今度はクラウドコンピューティングの景色を変えるときだ。
OracleはSunを買収し、ベアメタルからミドルウェアまでを統合した完璧なプラットフォームを提供すると言っている。まるで80年代に戻ったようだ。
MicrosoftはWindows Azureでオンプレミスとクラウドのどちらも、全てのレイヤを同じようにWindowsで統合しようとしている。これは80年代—(マイナス)ハードウェアだ。
VMwareとSUSE Linuxが先週、提携を発表したが、SUSEは特定のハイパーバイザだけをサポートするという。これもオープンソースの私に言わせれば、まるで80年代のやり方だ。
80年代のロックインがバージョン1だとしたら、これはまるでロックイン2.0だ。
一方、我々は過去9年間、顧客に選択肢を提供することに努力してきた。Red Hat Enterprise Linuxはプライベートクラウドのために最適化をしてきた。Red Hat Virtualizationだけでなく、Microsoft Hyper-VやVMwareのゲストOSとしてもリソース管理、セキュリティ管理、スケーラビリティなどが最適に動作するように最適化してきた。本当の選択肢を提供するためだ。
(Dennis Foster, VP of Technology Planning and Engineering, Marriott Internationalのビデオ紹介)
●Red Hat Cloud Foundation – Edition One の発表
次世代のミドルウェア製品は、POJO、JEE、Spring、Ruby、Groovy、PHPなどを1つのスタックで提供する。これはアプリケーションのライフサイクルをサポートする点でとても重要なことだ。クラウドコンピューティングとは、リソースをベアメタルからプライベートクラウド、あるいはパブリッククラウドへとオフプレミスにすることだ。このときアプリケーションからみてスタックの一貫性が求められる。いま、JBossをこうした一貫性のある基盤にするべく作業を進めている。
(Brian Clark, Chief Software Architect, NYSE Euronextのビデオ紹介)
次に、Red Hatの仮想化関連製品群をみてみよう。Red HatはKVMを使って、NTT、IBM、Amazon Web Serviceと共に相互運用性に関する共同研究をしてきた。今日、統合VDI製品のリリースを発表する。
(Riboh Ohno, Business Network Service Division, NTT Communicationsのビデオを紹介)
今日、本当のクラウドを発表しよう。Red Hat Cloud Foundations - Edition Oneだ。
これは顧客のためにクラウドを提供するサービスプロバイダに、ツール、サービス、コンサルティング、トレーニング、リファレンスガイドなどを提供し、エンタープライズクラスのクラウドを構築してもらうためのものだ。
顧客はプライベートクラウドでの仮想化レイヤに、KVMの代わりにVMwareやHyper-Vを選び、その上にRHELを載せることもできるし、パブリッククラウドでAmazon クラウドを選び、OSにRHELとJBossを載せることも、IBMのクラウドでRHELの上にIBMのミドルウェアを載せることもできる。顧客は選択肢が得られる。
(Maria Azua, VP of Cloud Computing Enablement, IBMのビデオ紹介)
まとめよう。Red Hatはプライベート、パブリッククラウドのための包括的なソリューションと選択肢を提供する。そしてロックインを解除していくのだ。
6/13/2010
iPhone 4を買っちゃおうか迷い中
先日発表されたiPhone 4。底面のネジが一昔前のPowerMacみたいでダサいなぁ、と思ってたんだけど、逆に考えると懐かしいかも!Appleらしいかも!と思えてきた。ただ、こっちで買っちゃうとAT&TのSIMロックがかかっているので、日本に帰ったときには日本のiPhoneとして使えない。日本も米国も、iPhoneはSIMロックがかかった状態で販売される。つまり、
1) 日本でiPhoneを購入して米国で使う
2) 米国でiPhoneを購入して日本で使う
のは、Jailbreakしない限りはいずれも国際ローミング端末となるため、通話、データ通信とも利用料が3〜4倍と非常に高額。そこでSoftbankの孫さんにこんなTweetをしてみた。
http://wayohoo.com/ipod/news/son-say-ipad-3g-sim-rock.html
Apple A4チップとジャイロの入ったiPhone 4で遊びたい。でもこっちで買うとAT&TのSIMロック付きになる。僕はとりあえずこっちで買って遊んで、日本に帰るときにeBayとかで売っぱらっちゃって、あらためて日本で契約しなおそうかと思う。丁度その頃には、iPhone 5が出るだろうしね!
1) 日本でiPhoneを購入して米国で使う
2) 米国でiPhoneを購入して日本で使う
のは、Jailbreakしない限りはいずれも国際ローミング端末となるため、通話、データ通信とも利用料が3〜4倍と非常に高額。そこでSoftbankの孫さんにこんなTweetをしてみた。
@masason 米国に住んでいます。こちらのAT&TでNo-commitmentのiPhone 4を購入して将来日本に持ち帰った場合でも、Softbankで再契約すればiPhone 4を使えるようにしてほしいです。 http://bit.ly/2KOuhH消費者としては至極妥当な話でも、実はこれはとっても難しい問題なのだ。日本、米国とも、たとえ端末を一括払いで購入して、いわゆる「縛り」なしの状態でも、現状はSIMロックがかかった状態で販売される。なぜSIMロックか、についてのSoftbank 孫社長の見解は、このあたりが新しい。
http://wayohoo.com/ipod/news/son-say-ipad-3g-sim-rock.html
天下国家を語りながら、iPadにSIMロックをかけておいて、坂本龍馬を語るなといわれるが、今はNTTという幕府を倒すための倒幕の途中でもある。坂本龍馬が倒幕中に外国の武器を幕府に渡すことはしていない。ことをなすために、現状は敵に武器(iPad)を渡すことは出来ない。これは先月、iPadにSIMロックがかかっている状態で販売されることが判明した後、そのことについてUstreamで語られたものだが、iPhone 4にも通じるものがある。敵に武器を渡すことはできないのだ。だが、いつまでこの安穏とした状態に甘んじるつもりなんだろうか。例えばある日突然AppleがSIMフリーのiPhone 4をApple Storeから販売するようなことになれば、一気にゲームが変わることになる。事実、ドコモはiPad向けにmicro SIMを提供しようとしていた。iPhoneを端末として選びたいドコモユーザはかなりいると思うし、ドコモをキャリアにしたいiPhoneユーザもかなりいると思う。需要があって、供給するつもりがあるなら、あとはやるだけだ。
Apple A4チップとジャイロの入ったiPhone 4で遊びたい。でもこっちで買うとAT&TのSIMロック付きになる。僕はとりあえずこっちで買って遊んで、日本に帰るときにeBayとかで売っぱらっちゃって、あらためて日本で契約しなおそうかと思う。丁度その頃には、iPhone 5が出るだろうしね!
6/11/2010
マルちゃんのYakisobaを食べる
今日、スーパーでマルちゃんのYakisobaが$1.00で売ってるのを発見!なつかしさ満点で即買いしてしまいました。味は4種類ぐらいありましたが、テリヤキビーフ味をチョイス。さすがマルちゃん、「Home Style Japanese Noodles」と書いてあります。訳すと、「家庭の味 日本の麺」あたりでしょうか。自信たっぷりですね!
外装をはがすと、内ぶたに作り方が書いてありました。
1)ふたを半分だけはがし、「1」「2」と書かれた袋を取り出す。
2)「1」を麺の上にかける。
3)内側の線まで水を入れる。
4)電子レンジで4分加熱し、1分待つ。
5)電子レンジから取り出してふたをはがす。
6)「2」を麺の上にかけ、よくかき混ぜる。
早速「1」(かやく)を入れて、水を入れます。とはいっても、やっぱ水を入れるのは抵抗がありますね。トリハロメタンとか気にしないんでしょうか? そして何でしょう、この失敗しそうな感じ。
電子レンジであたため中。
3分半あたりから「ボコッ、ボンッ」と怪しい音がしていましたが、約束通り4分間温めます。僕は自分の子には、約束を破るような子にはなってほしくありません。やっぱり吹きこぼれていますが、約束を果たすことはできました。ここはキッチンペーパーのお世話になります。
「2」(粉末ソース)を加えてかき混ぜます。おりゃーーーーーーーーーー
はい、できあがり。おや?アメリカのカップ焼きそばって、つゆだくなんですね!
味は、まぎれもなくテリヤキビーフ、でも想像したのとはかなり違うような。意外と嫌いじゃないかも。ちょっとあんかけそばみたいなとろみがあって、麺によく絡みます。
さて、これは想像ですが、アメリカは電気ポットが各家庭に無いのかもしれません。やかんでお湯をわかす光景も、あんまり見たことがありません。コーヒーはコーヒーメーカーで作るのです。アメリカの人は、カップ焼きそばのためにお湯をわかして、しかもその後すぐに捨てるなんてのはクレイジーのすることだと思っているのではないでしょうか。だから電子レンジでチンするのです。
そういえば、Fry's(家電量販店)で電気ポットを買った時に、レジのおばちゃんに「これなあに?」と訊かれたことを思い出しました。「電気で水をあたためるポットです」っていうと怪訝な顔をされ、パッケージにお茶を入れている写真があるのを見て、「あぁ、これでお茶を作るのね!」と納得されました。あのときは違和感がありましたが、いま考えると、すべて合点がいきます。
同じのを日本で売ったら、売れるんじゃないかな。
よく見ると「Just Add Water & Microwave」と書いてあります。すげー、アメリカはカップ焼きそばも電子レンジでチン!
外装をはがすと、内ぶたに作り方が書いてありました。
1)ふたを半分だけはがし、「1」「2」と書かれた袋を取り出す。
2)「1」を麺の上にかける。
3)内側の線まで水を入れる。
4)電子レンジで4分加熱し、1分待つ。
5)電子レンジから取り出してふたをはがす。
6)「2」を麺の上にかけ、よくかき混ぜる。
早速「1」(かやく)を入れて、水を入れます。とはいっても、やっぱ水を入れるのは抵抗がありますね。トリハロメタンとか気にしないんでしょうか? そして何でしょう、この失敗しそうな感じ。
電子レンジであたため中。
3分半あたりから「ボコッ、ボンッ」と怪しい音がしていましたが、約束通り4分間温めます。僕は自分の子には、約束を破るような子にはなってほしくありません。やっぱり吹きこぼれていますが、約束を果たすことはできました。ここはキッチンペーパーのお世話になります。
「2」(粉末ソース)を加えてかき混ぜます。おりゃーーーーーーーーーー
はい、できあがり。おや?アメリカのカップ焼きそばって、つゆだくなんですね!
味は、まぎれもなくテリヤキビーフ、でも想像したのとはかなり違うような。意外と嫌いじゃないかも。ちょっとあんかけそばみたいなとろみがあって、麺によく絡みます。
さて、これは想像ですが、アメリカは電気ポットが各家庭に無いのかもしれません。やかんでお湯をわかす光景も、あんまり見たことがありません。コーヒーはコーヒーメーカーで作るのです。アメリカの人は、カップ焼きそばのためにお湯をわかして、しかもその後すぐに捨てるなんてのはクレイジーのすることだと思っているのではないでしょうか。だから電子レンジでチンするのです。
そういえば、Fry's(家電量販店)で電気ポットを買った時に、レジのおばちゃんに「これなあに?」と訊かれたことを思い出しました。「電気で水をあたためるポットです」っていうと怪訝な顔をされ、パッケージにお茶を入れている写真があるのを見て、「あぁ、これでお茶を作るのね!」と納得されました。あのときは違和感がありましたが、いま考えると、すべて合点がいきます。
同じのを日本で売ったら、売れるんじゃないかな。
6/07/2010
4G iPhone発表か!?明日はいよいよWWDC 2010でっせ
いよいよ明日はWWDC 2010、Keynote(基調講演)ではいよいよSteve Jobsの口から4G iPhoneが発表されるのか!?「やっぱライブで見たいよなぁ。チケット買った人ええなぁ。Appleのディベロパープログラム入ってる人ええなぁ。」とか思いながら、意外に冷めてる俺。
WWDC 2010のオフィシャルサイトはこちら↓
それによると、Keynoteは6/7(月)の朝10時、日本時間だと6/8(火)の午前2時から。できるだけ早く状況が知りたい、という人はゲリラ的な動画ストリーミングを探すのも手。仕事で動画なんて見てらんね〜よ、という人は、Live blogを見るという方法もありまっせ。なんかワールドカップよりも盛り上がる予感がする。
Live blogはこちら↓
MacRumors.com http://www.macrumorslive.com/
MacRumors.com http://www.macrumorslive.com/
engadget http://www.engadget.com/
Gizmodo http://live.gizmodo.com/
日本語同時通訳サイトはこちら↓
http://www.macwebcaster.com/2010/06/wwdc_10_keynote_in_japanese_part1.html
http://tehutehu-apple.com/wwdc.html
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/020/20516/
ハッシュタグはたぶん #wwdc とか #wwdc2010 あたりかな。
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