10/31/2009

講談社の漫画雑誌「モーニング・ツー」がWebに漫画を公開して売り上げアップしたらしい



シリコンバレーとは全く関係ないのですが、気になったので。

講談社は、月刊漫画雑誌「モーニング・ツー」の10月22日発売号を前号の51%引き・190円で販売する。浮いた宣伝費を読者に還元するという。

講談社が某漫画雑誌のコンテンツを無料でWebに公開して、紙媒体の雑誌も継続して販売。ただし紙媒体の雑誌には特典(紙媒体にしかない情報や付録など)をつけたそうです。そうしたら売り上げがアップしたとのこと。
最後の「売り上げがアップした」ところは物珍しさなどの特別な顧客心理もからんでいるのであんまり興味はないのですが、前半部分は僕の視点から見ると結構おもしろい話で、アナログな世界をWebサービス化するやり方の実演に見えます。通常、雑誌の顧客(=読者)は雑誌の中に書かれている情報に対する対価としてお金を払っています。特に漫画雑誌のように、その媒体に対するこだわりが薄いと考えられるような場合には、もしかしたら何らかの差別化要因が見つけられれば、うまく商売ができるかもしれない、ということを言っています。

僕は日本にいた頃、毎週欠かさず集英社の少年ジャンプを買って読んでいました。でもこちらに来てからは、(1)入荷が1週間遅い、(2)高価である、(3)入手できる書店まで行くのが億劫である、などが理由で、全く読んでいません。もしインターネットを経由して、日本と同じ値段で少年ジャンプが読めるのであれば、紙媒体の雑誌と同じ金額なら払ってもいいと思っています。出版社もインターネットを使って商売ができるようになるといいですね。

さて一方で、先日、北米毎日新聞(発行部数=約7,500部)が休刊を発表しました。インターネットやフリーペーパーの普及による購買読者減少などが理由とのことです。最近はGoogle Newsにマッシュアップされた日本の各新聞社の記事などがあり、地理的な不便もなく無料で閲覧できるようになりました。

こういう、ITとは違う分野からITの技術革新が生まれるのかもしれません。

10/23/2009

MINI Cooper S が届きました

嫁さんがもうすぐ運転免許を取るので、2台目の車が必要になり、MINI Cooper Sを買いました。今の2002年式カムリは嫁さんに乗ってもらうことにして、通勤や仕事で車をよく使う僕は燃費がマシなMINIに乗ります。


僕はオールドミニを良くも悪くも3台乗り継いできた派なので、ちょっと前まではニューミニには懐疑的でした。でも僕のオヤジが我が愛車の1984年式MK5を廃車にした代わりにニューミニを買ってて、去年実家に帰ったときに乗ってみたら意外と気持ちよく走ることを実感して改心。

実は「めちゃくちゃMINI Cooperが欲しくて死にそう!!!」ってわけでもなくて、いずれは日本に帰ることになることを思うと、燃費が良くて、高く売れる車なら何でも良かったわけです。
Kelly's Blue Bookって呼ばれる車の価格標準を出してるWebサイトがあって、そのなかでResale Valueで検索できるんですが、なんと2008年度のResale ValueのトップがMINI Cooperだったのです。燃費もなかなか(32MPG)なので即決。
ただ、そこからが長かった、、、

ディーラーの不手際で発注漏れになってたこともあり、契約から納車まで3ヶ月かかりました。
ちなみにまだナンバープレートがついてません。もしかして米国はディーラーで手配してくれたりしないもんなんでしょうか??今日ディーラーの担当者に電話してみたけど不在。もし手配してくれてたりすると勝手にDMVとかに申請しちゃったらまずいよなー。
来週はLas Vegas出張だからどうせ車乗らないし、まぁいっか。また来週電話してみよ。

10/16/2009

アメリカで親知らずを抜く

今日はCupertinoの口腔外科で親知らずを抜いてきました。それも4本同時に。
助手のおねえさんに「4本同時に抜くってのはアメリカでは普通なのか?」って聞いたら、
「うん、普通よ!たまに2本ずつやりたいって人もいるけど、2回も痛い思いするの嫌じゃない?」とか。
もしかして日本でも4本同時に抜くのが普通だったりするんだろうか?
僕が知らないだけ??

そもそもの始まりは、2ヶ月ほど前のこと。
急に右下の親知らずが痛み出して、歯医者に行きました。
親知らずとその隣の歯の間の部分にバイキンが入って、炎症を起こしていたのが原因。
実はこれは日本にいるときにも数回あって、歯医者さんには「抜いた方がいいよ」と言われていたのですが、僕は痛いの嫌いなので、抜く勇気がでないまま、ずっと放置してました。
でも今回はこれまで以上に痛くて、ほぼ1週間何も手が着かないぐらい。
えいやっと思い立って、今日に至ります。

いま、めったくそ痛いです。Pharmacyで処方してもらった痛み止めを飲んで、止血のためにガーゼかんでる状態。麻酔はほぼ無くなったので、さっきまで感じてたあごのまわりの違和感(しびれ?)は収まりました。

さてご参考までに、親知らずはどうやって抜かれたかを書いておきます。
下の奴らは、いわゆる横倒れ派で、「抜く」というよりも「摘出」。
まずドリルで半分に切断して、歯の頭のほうを取り出します。
残った根っこのほうはメスで歯茎を切開してほじくり出します。
簡単っぽいですが、僕のは根っこが深かったらしく、少々手こずったようです。

上の奴らはフツーに抜きます。歯の形がきれいなままだったので、記念にもらって帰りました。
(嫁に見せたら「気持ち悪い」と一蹴、、、)

アメリカの歯医者はプチすばらしめなお金をとられるとよく言われています。
今回は、コミコミで約$1,350でした。
もちろん保険が使えるので、自己負担はこのうち3割だけです。
確かに日本に比べると高いけど、かといって払えないほどでもないです。

もし決心できずに親知らずを残している人へ。
若いうちでないと、回復が遅くなるらしいので、どうぞ早めに対処してください。
ちなみに「親知らず」は英語で"Wisdom Teeth"、「抜歯」は"Extraction"です。

10/12/2009

Ruby の松本さんが松江市の名誉市民に

いろんな意味ですごいことだと思います。

http://mainichi.jp/area/shimane/news/20091008ddlk32010480000c.html

ちなみにUSではRubyよりもPythonのほうが圧倒的に人気があります。