ちょっと古いですが。
http://www.datacenterknowledge.com/archives/2009/07/15/googles-chiller-less-data-center/
[Year-Round Free Cooling]
The climate in Belgium will support free cooling almost year-round, according to Google engineers, with temperatures rising above the acceptable range for free cooling about seven days per year on average. The average temperature in Brussels during summer reaches 66 to 71 degrees, while Google maintains its data centers at temperatures above 80 degrees.
So what happens if the weather gets hot? On those days, Google says it will turn off equipment as needed in Belgium and shift computing load to other data centers.
~以下略~
(訳)
■年中無料の冷却装置
Googleのエンジニアの話では、ベルギーの気候はほぼ年中無料の冷却装置をもたらしてくれ、
気温が許容範囲を超えるのは平均で年間7日間だけだという。
ブリュッセルの夏の平均気温は66~71゜F(約19~22゜C)に達するが、
Googleのデータセンタは80゜F(約27゜C)以上で管理されている。
「もし気温が上がったらどうするんですか?」と訊いたところ、
「そうなったら、ベルギーの(データセンタにある)装置の電源をを必要なだけ落として、
他のデータセンタに計算負荷を移すよ」、とGoogleは語った。
自然冷却できないほど気温が上がったら冷房を使うのではなく、スイッチを切って冷えるのを待つらしいです。
お客さんのサーバを物理的にあずかっているとこんなことはできないのですが、
クラウドなら、こうやってコントロールすることも可能になります。
面白くないですか?意外と札幌とかでできたりしないでしょうか?
このブログの後ろのほうには「月を追いかける」とか不思議なタイトルがありますが、
つまり世界中の中で夜になっている場所のデータセンタだけを稼動させ
冷却装置の稼働時間を抑えて消費電力を節約すると共に、安価な夜間電力を使ってクラウドを運営する、という構想です。
確かにGoogleなら可能にする(An Enabler)かもしれないですね。
9/24/2009
iWork.com、Google Apps、Office 2010、Zoho
自分メモ。
これらを一緒に語るのもアレなのですが、Webでオフィス系ツールつながりということで。
●iWork.com (Apple)
これ、意外とまともに動いたことに驚いています。AppleのiWorkっていうオフィススイート的なソフトがあるのですが、これの'09版にこっそりとWeb共有機能がついています。
じつはあんまりWebでやれることはないのですが、ドキュメントのWeb公開と、共有メンバからのコメントがもらえます。編集はできません。
編集できたらうれしいかもしれないですが、もしかしたらオフィスツールってこれで十分だったりするのかもしれません。
●Google Apps (Google)
言わずと知れたGoogle Appsによるオフィススイート的なWebサービス。
確かにMSオフィスの代わりになり得るだけの機能がついてるんだけど、なんか微妙に使いにくいイメージ。もっさりしてるからか?
あと真面目な(Confidentialな)資料なんかは作る気がしない。データが手元にないので、なんか不安。万が一にでも情報漏洩したり、共有権限設定なんかを間違えて世界公開しちゃったりするかも。
●Office Web Apps (Microsoft)
となると、これが本命か?お金を払って、会社ごとに専用サービスとして提供されるようなら、もしかしたら大企業でも採用されるようなこともあるかも。
IE、Firefox、Safariに対応。iPhoneなどのモバイルにも対応していることもうれしいかも。
●Zoho (Zoho)
最近ニュースでもよく見かけるようになったインド系のZoho。
ターゲットを中小企業に絞って、「Webで仕事しよう!」って言ってます。
ただこれ、Google Appsもだけど、まだ微妙な部分でMSオフィスとの互換性が完成されてない。これって結構重要で、例えばパワポで作った資料のフォントがすげ替えられたなんてことでも、かなり痛いと思うんだけど、諸氏はどのように感じられるだろうか?
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まあ、あれです。まだ相互運用性に難ありです。
ODF(Open Document File)が国際標準規格になってがんばってますが、MSは対抗してOffice 2007からOffice Open XMLってのを採用。拡張子のおしりに「x」がつくやつです。もちろん、MSオフィスでもODFが読めるようにサービスパックをリリース予定。
ちなみにiWorkでもOffice Open XMLを読み込めます。
ところが。やっぱりオリジナルのやつとプチ違うデザインで仕上がってくる。僕は、オフィス文書って見た目が結構大事だと思うのです。
そう考えると、PDFって結構うまいこと地位を確保しているなと思うのです。
9/06/2009
VMworld 2009
9/1〜9/3にSan FranciscoのMoscone Centerで開催されたVMworld 2009に参加してきました。人がすげーいっぱいで、事実、参加者は12,500人とか。今回のイベントの中では、僕はvCloud APIの考え方というか哲学というか、どこまでやる気なのかというのが大まかにでも説明を聞けたのがよかったかも、と思ってます。単一ベンダが開催しているイベントは洗脳パーティな感じがして嫌だったんですが、VMworldではオープンソースな開発者もたくさん参加していたし、展示会場の中にもオープンソースな会社が多数あって、なんだかとても不思議な感じでした。まあうまくごまかしていると言えば、そうかもしれないのですが、僕はクラウドコンピューティング熱はオープンに熱していってほしいと思っているのです。どこかのベンダが独占してお金儲けをするのではなく、たくさんの人が便利に使えて幸せになれば、それはすてきなことです。
9/01/2009
Snow Leopardインストール Canon MX860でWireless印刷不可
今日、AppleからSnow LeopardのUpdate DVDが郵送されてきたので、早速インストールしてみました。
DVDつっこんでInstallをダブルクリックするだけなのですが、インストールが完了するまでには約40分かかりました。
とりあえずEclipse、JBoss、Apache Axisなんかがまともに動くかチェックして、問題ないことに一安心。
そろそろ寝るかと思って、明日参加するVMworldのスケジュールを印刷しようとしたら・・・
印刷できひんやないか!
Googlingしてみると、案の定、こんなホットな記事が↓
http://discussions.apple.com/thread.jspa?threadID=2131945&start=0&tstart=0
どうやらWirelessでは印刷できないようになる罠があるらしい。
そうか、そういえば「プリンタドライバのアップデートも簡単になる」とかAppleが微妙なことを言っていた気がする。
さてはSnow Leopardのインストールの時に、Canon純正ドライバを消されてしまったのでは。
なんか中途半端なところで放置プレイされた気分。
最初のAppleソフトウェアアップデートを待つか・・・。
とりあえず今日はおとなしくUSB経由で印刷しちゃおう。
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9/24/2009追記:
Canonからプリンタドライバのアップデート出てますね。
http://www.usa.canon.com/consumer/controller?act=ModelInfoAct&fcategoryid=123&modelid=18121#DownloadDetailAct
無事に印刷できました〜。